先日、長年活躍してくれた宮型霊柩車が他社葬儀社にお世話になる為に旅立っていきました。ここ数年一か月に一度走ればいい方と宇部市・山陽小野田市・山口市・美祢市近郊ではすっかり宮型霊柩車の需要が減った為、需要のある地域の葬儀社さんの元へ巣立って行きました。
まったく走らなかったときは、宮の部分の金色彫刻の手入れや外車のメンテナンスの悪さ等々、手を焼かされてきましたが、業者の方が運転して去っていく宮型霊柩車を見ると、上左右に余裕のない狭い道を「おおおぉぉー」って震えながら通った思い出や、会館正面に止めてたら通りがかった方が「あの龍がいい」って写真を撮っておられた事や、三か月動いてなかったらバッテリーがあがってて夜中に充電したこと等々・・・色々よみがえってきましたねー。
家族葬や一日葬が増えたことも葬儀の時代の流れ象徴なんでしょうが、宮型霊柩車が去り行く姿も時代を象徴しているように感じます。
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