エンディングノートについて 終活・遺産相続情報|宇部市 やすらぎ会館


萩市
伊藤博文旧宅

エンディングノートについて

  • まず、終活の第一歩といわれるのが、“エンディングノートを書くこと”と言われています。それは、“エンディングノートを書くこと”が、今の自分を知る術であり、それをまとめることが身辺整理にもつながるからです。

    エンディングノートには、法的効力はありませんが残された家族が何もわからなくても、エンディングノートに書き遺しておくことで、その後の道標になります。逝く側の想いを知ってもらうことで、のちに起こるかもしれない争いを未然に防ぐことになるかもしれません。

    先のことは誰にもわかりません。だからこそ、自分の希望をはっきりさせておくことは、自身の未来(これから)を生きる指針ともなるでしょう。残される家族の為にできることを探す自分探しの旅でもあるのかもしれません。


    “エンディングノート”は、書店に限らずいろいろな場所で配布されており、インターネットなどで印刷して独自のものを作ることができるなど、実に多彩なものになっています。弊社でもやすらぎ会員に入会登録された方に無料でエンディングノートを配布しております。

    エンディングノートに自分の想いはこうであると書き記すのは、すぐにできることではないと思います。エンディングノートを書くにあたって、まずは現状を把握し、家族のこれからに想いを馳せながら自分の想いを書き残していくことで、終活の第一歩を踏み出しましょう。


    エンディングノートを埋めていくにあたって、最初に手を付けることは、現状の把握です。もし、自身に不測の事態が起こったときに、残された家族にこれをこうしてこうすればいいのよ、と伝えることができるかどうかわかりません。そうした時に、遺していたら役に立つのがエンディングノートです。


    一番の気がかり…お金や生活のこと

    生きていく上で一番の気がかりは、遺された方その後の生活が維持できるかだと思います。自分の葬儀にお金をかけないでほしいとおっしゃる方は、少しでも家族が不自由しないようにお金を残しておいてあげたいという気持ちがとても強いようです。しかし、故人の想いだけを優先することによって発生してしまうトラブルもあるので、こうすることが正しいということは言えないので、ご葬儀についての詳細は“葬儀”にて説明させて頂ければと思います。


    エンディングノート

    ところで話は変わりますが、奥様に先立たれたあるご家庭の話です。


    奥様が生前中は、家計を奥様が全て管理されていたため、残されたご主人はその後どうすればよいかさっぱりわからず、お子様も独立し離れて暮らしているため、生活が立ち行かなくなるケースが多くあるようです。

    この他、家族が亡くなれば、葬儀を行わなければなりません。葬儀代を残しているつもりでも、亡くなった方名義の口座に残していれば、相続財産の対象となるため、凍結されすぐに預金を下ろすことができなくなります。


    もし、その口座が生活費の引落口座だったとすれば、たちまち光熱費等の引落ができずにあたふたしてしまうということもあります。

    その他、生命保険についても同じことが言えます。ご遺族がその存在を知らなければ、その保険金が下りることはありません。生命保険の所在を明らかにしておくことによって、その後の相続などの際のもめごとの抑止力にもなりえます。生命保険についても、“保険”にて詳細を説明させて頂きます。


    準備していないと、すぐに解決できないことが多くあります。もしもの時、手遅れにならないためにできることをまとめておきましょう。


    終活・遺産相続TOPページに戻る